いつとも知れぬ書き付け「不言実行についての巻」

「不言実行」
文句や理屈を言わずに、黙ってなすべきことを実行すること。
これをもじって「有言実行」も最近は普通に使われていますね。

「不言実行」はすばらしい。
自分のすべきことを理解していること、
それを貫き通す信念があること、
他人の賞賛を浴びずとも物事を推し進める度量がないとできないことです。

対して「有言実行」はどうでしょう。
実は戦略的には非常に有効だと思われます。
まず、『オレはこれをするぞ』というアピールになります。
この時点ですでに、コイツはすごいかも、という期待を植えつけることができます。
『割り込むなよ、真似すんなよ』という牽制にもなります。
さらに有言実行を間違うことなく続けることができれば、
『○○さんは言った事は必ずする、できる。』
という周囲からの大きな信頼を得ることができるでしょう。

逆に目標を周囲に言った場合、
いい意味でも悪い意味でもプレッシャーになります。
したがって有言実行は、
プレッシャーに強く、これまた信念がないとできない偉業です。
そういう意味で有言実行はすごいですよね。

まあ有言不実行をしてしまいそうで、私はなかなかできないのですが。

そろそろパソコンの再インストールするべか。